冷蔵庫に万願寺唐辛子的なものがあったので、宮保鶏丁を作ることにしました。

以前から密かに計画していた佛跳牆を決行しました。佛跳牆とは乾物と水を甕に入れて長時間蒸して作るスープのことです。名前は「あまりの美味しそうな香りに修行僧ですらお寺の塀を飛び越えて来る」ことからきているそうです。
忙しいときの備えとして麻婆豆腐ベースを作り置きすることにしました。
僕は麻婆豆腐が大好きで、四川風の味の尖った麻婆豆腐を作ることがこれまでは多かったです。四川風の麻婆豆腐は挽肉、豆腐、ネギだけで作ります。美味しいですが、具の種類が少ない分、栄養バランスも尖っています。
今回は日本寄りの味が丸めの麻婆豆腐にします。野菜やキノコを沢山入れて栄養バランスも丸い麻婆豆腐にします。食事の本来の目的は栄養補給ですので。
中華一番、第10話、「天性の舌」に出てきたエビチリチャーハンを作りました。今となっては珍しくない組み合わせですが、20年程前は漫画のネタにできるくらい珍しい組み合わせだったようです。
エビチリを作るのは初めてだったので、ネットでレシピを調べました。やまでら くみこさんのレシピが美味しそうだったので参考にしました。
小河悦司さんの漫画、中華一番、第一話「菊下楼を救え!!」に出てくる大豆肉の麻婆豆腐を作りました。
中華一番も僕の大好きな料理漫画です。どの料理も凄く美味しそうで、食べてみたいな~と夢を膨らませていました。ただ、中華一番はややファンタジーの感があり、「これ実際には作ったことないよね?」と思ってしまう料理が多めです。
そんな中、大豆肉の麻婆豆腐は実現可能そうなので挑戦してみました。初回なので、できるだけ漫画に忠実に再現してみました。
西条真二さんの漫画、鉄鍋のジャン、第1巻「血と水と油」に出てくる紅焼鹿筋を作りました。
鉄鍋のジャンは僕の大好きな料理漫画です。僕は中華料理が大好きなのですが、それは鉄鍋のジャンの影響も大きいです。いつかこの漫画に出てくる料理を実際に作ってみたいなと思っていました。
そんな折、ある中華食材屋さんで鹿筋(ロチン)を見つけました。鹿筋とは鹿のアキレス腱ことです。実物を見るのは初めてでしたが、それが何かすぐにわかりました。鉄鍋のジャンに出てきていたからです。
日本ではまずお目にかかれない食材との出会いに心が躍りました。そして「鉄鍋のジャンのあの紅焼鹿筋を作ってみよう!」と思いました。
こちらが鹿筋。漫画の見た目そのままです。スルメイカの干物のようにカチコチです。これ1本で2000円しました。高いですが、それよりも鹿筋に対する興味が勝りました。
続きを読む “紅焼鹿筋(ホンシャオルーチン)”