3年ほど前に作った真鱈カラスミがまだ冷蔵庫に眠っています。もう本当に墨みたいにカチコチになっていて、このまま冷蔵庫に入れておけば半永久的にもちそうです。でも冷蔵庫の整理のため使い切ることにしました。今回はそれを使って炒飯を作ります。

薬味おろしでゆっくりとおろします。非常に硬いので少しずつしかおろせません。
カラスミは自作品しか知りませんが、要は乾燥魚卵です。そこまで特別なものではないです。すりおろすとパウダー状になるので、炒飯なんかに混ぜるのに向いています。

炒飯の具材を準備しました。

卵とご飯を炒めたら鍋肌に醤油を加え混ぜて馴染ませます。次いでカラスミパウダー、ガーリックソルト、旨味調味料、刻みネギを加えます。
カラスミを使う際のコツを以下に記します。①カラスミは少し生臭みがあるので、少量のニンニクやネギでそれをカバーすると良いです。②カラスミはグルタミン酸と合わさると相乗効果で旨味が一段アップしますので、旨味調味料(味の素やハイミー)を少し加えるのがお勧めです。③カラスミは塩分を持っているので、それを計算に入れてその他調味料を加減します。

あとはさっと混ぜたら完成です。ネギの加熱は余熱で十分です。
カラスミの味がしっかりしつつも嫌味のない美味しい炒飯ができました!僕の朝ごはんに作ったのですが、妻に半分とられてしまいました。妻の評価は高かったです。