南インド風イワシカレー

魚屋さんで地元の新鮮なイワシを見つけたので買いました。授乳期間中の妻はスパイスが食べられないので、先ずはアクアパッツァにして、その後半分をカレーにすることにしました。

粗みじんの玉ねぎです。

玉ねぎに塩をして透き通るまで炒めたら生トマトを投入します。以前はカレーを作る際は玉ねぎを必ず色濃く炒めてましたが、最近は必ずしもそこまでしなくても良いと思うようになりました。色濃くしても美味しいですし、色が浅くても美味しいです。手間の面では浅色の方がベターですが、好みによって使い分ければよいと思います。魚介系は浅色、肉系は濃色が良いような気がします。

頭と内臓をとったイワシを投入して少し煮たらイワシのアクアパッツァの完成です。海の魚は塩気を持っているので、塩の入れすぎに注意です。

仕上げにドライパセリをふりました。イワシが新鮮で美味しいです。骨が少しさわりますが、イワシはそういうものです。

半分をカレーにしていきます。最近は出来るだけ少ない種類のスパイスでカレーにしたいと考えています。個々のスパイスの特徴を理解したいと思っているからです。ニンニク、唐辛子、フェンネル、ターメリック、ローリエで先ずは開始してみました。一度様子を見て、生姜、マスタードシード、コリアンダーを追加しました。クミンを使わずマスタードを使うところが南インド風です。

テンパリングできました。

アクアパッツアにスパイス油をかけ、塩を追加したらカレーの完成です。カレーはご飯に添える肉味噌のようなものなので、塩気をやや強めにする必要があります。

さっぱりとしていて美味しかったです。

インド風カレーについて一つ理解できたことがあります。それは「素材を味わう」という姿勢が大事だということです。スパイスなどの味でベタ塗りにするのではなく、「良質な素材にスパイスなどの味を添えて、素材を美味しくいただく」というのが正しい姿勢だと思います。

この視点に立てば素材の数だけカレーができますし、更にスパイスの組み合わせの数だけカレーができます。無限のカレーの世界が開けてきます。

南インド風イワシカレー” への2件のフィードバック

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