ダッチオーブンで作る蒸し鶏と蒸し野菜

ダッチオーブンをクレジットカードのポイントで貰いました。早速クリスマスにローストチキンを作ることにしました。

丸鶏(2.3kg)です。冷凍品を購入し、丸1日かけて解凍しました。予想以上に大きいのが来てしまい、ダッチオーブンに入りきらないことが判明しました。

仕方がないので小出刃で解体しました。一瞬、途方に暮れてしまいましたが、意外といけました。鶏の胸骨はスポンジ状で軟らかく、簡単に切れました。飛ぶために軽量化しているためだろうと思います。塩を振って1晩おきました。

キャプテンスタッグの直径25cmのダッチオーブンです。ダッチオーブンを使ったローストチキンの作り方を調べたら、底に網を入れて浮かし、網の上にアルミホイルを敷いて焼くとあったのでそのようにします。今回使った底網は専用品ではなく、いつも使っている蒸し網です。足が高いため、具を入れられる容積が小さくなってしまいました。

鶏肉半分と玉ねぎ、にんじんを入れました。容積が小さく、少ししか入りませんでした・・・。

蓋をして1時間ちょい加熱しました。

1時間ちょい後です。鶏肉も野菜もまだ生です・・・。底の方が熱くはなっていましたが、全然ダメでした・・・。

最近のガスコンロには過熱防止機能があり、温度が高くなると自動的に弱火になったり、消火してしまったりするようです。平成20年4月以降に製造されたコンロはこの機能がついているそうです。この機能で助かることもありますが、思うように加熱できないこともあり、個人的には結構邪魔に感じています。

底を浮かす方法では加熱できないので、底網を抜き、肉を直置きしました。網がなくなった分容積が増えたので、ジャガイモとレンコンを追加しました。

今度はうまくいきました。鍋底の熱が食材に伝わるので、鍋底の温度がそこまで上がらず、火が消えなくなりました。しきりに蒸気が引き出しており、圧力釜みたいです。

弱火で3時間くらい加熱してみました。そんなに長く調理しなくても食材に火は通るのですが、ダッチオーブンってそういうものだと思ったので。鍋はシーズニングしてなかったのか、少し赤錆が出てしまいました。

蒸し鶏と蒸し野菜の完成です!鍋底の鶏肉は水分が失われて焦げぎみになっており、バリバリになっていました。野趣があって、これはこれで美味しかったです。人参が甘くてとても美味しかったです。

調理後の鍋底の様子です。肉が焦げ付いて酷いありさまになりました。鉄製のフライ返しでガリガリとかき落としました。

鶏肉がまだ半分あるので、蒸し鶏に再挑戦します。今回は玉ねぎと人参を底に敷いてみました。水分が出るように少し塩をしました。

敷き野菜の上に鶏肉を置いて、上のスペースにブロッコリーを置きました。

加熱したら、野菜や肉から出た水分で煮物みたいになりました。そこで完成としても良かったのですが、汁でジャバジャバの状態はイメージと違ったので、水分がなくなるまで炊き上げました。ブロッコリーが箸でつまめないほど軟らかくなりました。

肉です。玉ねぎの色が染み込んでいい色合いになりました。

Oh!クリスマスにぴったりなチキンができました!

味は、まあ普通の蒸し鶏でした。汁がなくなるまで長時間加熱したので、ちょっと固かったです。野菜はとろけていて、見た目は良くなかったですが、これはこれで美味しかったです。

今回は鍋底が焦げ付きませんでした。

これからどんどんダッチオーブンを使って調理のコツをつかんでいこうと思います。先ずは専用の底網と、ガスコンロのセンサーを回避するための鍋敷を買おうと思います。

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