自然薯

今年5月21日に植えた山芋が収穫時期を迎えました。

山芋の苗は庭の茂みで見つけました。下はその時の写真です。過去に庭で山芋を育てたことはないそうなので、どこかから種が飛んできたのだろうと思います。

下は植え付けた直後の写真です。ぴちぴちで瑞々しい葉っぱが2枚で可愛らしかったです。

こちらは今年10月28日の写真です。周囲が雑草だらけでビジュアルが良くないのが残念です。植え付けた直後の可愛らしさはすっかり消えてしまいました。悲しいことです。

2株植えたのですが、右側が大きく、人の背丈ほどに育ちました。左右で成長に差があったのは日当たりの関係でしょうか?それとも個体差でしょうか?

右の子にムカゴがついていました。これがポロリと落ちれば、そこからまた山芋が育つはずです。

11月中旬になりました。左の子は完全に枯れ果て、右の子の葉は真っ黄色になりました。頃合いだと思い、11月15日に収穫しました。

ムカゴを収穫した後に蔓をむしりとり、プランターをヤー!とひっくり返しました。土をのけていったら可愛い山芋たちが沢山姿を現しました!ほんの好奇心で始めたお試し栽培だったのに、ちゃんと芋が収穫出来て感動しました。

キッチンに持ち帰り泥を落とした後の写真です。左の子からは左の大きいのが1個だけ収穫できました。蔓は短かったのですが、地下では大きな芋が育っていました。蔓に栄養をかけずに芋にしっかりと栄養を貯めこんでいたようです。途中で枝分かれしているのは敷石にぶつかったためです。山芋は障害物に当たると簡単に分岐してしまうようです。

右の子からは数多くの芋とムカゴが収穫できました。右の子は数で勝負するタイプだったようです。ほぼ同じ所から苗を採取したのですが、結果には大きな差がみられました。遺伝子が違ったのか、環境が違ったのか、どちらでしょうか?不思議ですね。

ムカゴと小芋を割ってみました、両者とも白地に薄黄色で同じような見た目です。このまま食べてみましたが、味も同じでした。土を思わせる風味がありシャキシャキとした食感で美味しかったです。

長いのを2つに割ってみました。このままポリポリと野菜スティックとして食べると土のような香りと小気味よい食感が楽しめ、かなり良かったです。何もつけなくても美味しかったですし、醤油をつけても美味しかったです。

王道のとろろを作ります。小さいので皮を剥いてしまうと殆ど食べるところがなくなってしまうので、皮ごとすりおろします。まぁ、誰に食べさせるわけでもないので適当にいきます。

とろろができました!皮ごとすりおろしたので、ちょっとビジュアルが良くないのが残念です。

このとろろは凄い粘りで、まるで軟らかいお餅みたいでした。昔テレビで見た自然薯の特徴にそっくりです!僕が育てた山芋はなんと自然薯だったことが判明しました!

炊き立てご飯に乗せていただきます!

うん!普通に美味い!基本的には普通のとろろの味です。そこに自然薯特有のちょっと野性味のある香りがあります。あと粘度が高いです。何もかけずにそのままか、生醤油をかけて食べるのが美味しかったです。

なお、自然薯の食べ方で一番美味しかったのは野菜スティックでした。とろろにするよりも香りが強く感じられました。

お試し気分で育てた自然薯から沢山の芋が収穫でき、とろろご飯まで食べられたことに感動しました。興味を持って色々と試してみるのはいいものだと再認識しました。日常が楽しくなります。将来、自分の子供にも伝えられたらいいなと思います。

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