通販でリンゴを1ケース買ったら紅玉でびっくりしました。カタログにはちゃんと品種を明記してあったんでしょうけど。

一般的に紅玉はお菓子用の品種で、そのまま食べるには酸っぱすぎると聞きます。試しにそのまま食べてみたら確かに酸っぱかったですが、甘味もしっかりあって、味が濃くて、これはこれで美味しかったです。そのままでも十分食べられました。

そのままでも食べられましたが、折角なんでアップルパイを作ることにしました。アップルパイの作り方は妻に教わりました。紅玉は皮を剥き、銀杏切りにします。皮と芯はアップルティーにするのでとっておきます。

パイシートはオーマイの冷凍品が最も使い勝手が良いそうです。

中身はこんな感じで2枚入っています。

ケーキ型にパイシートを1枚敷き、上に生リンゴ1個分を盛ります。備考ですが、パイシートは焼くとケーキ型に引っ付くのでクッキングシートを敷いておいた方が良かったです。

もう1枚は細長く16等分にします。

細長く切った生地を格子状に上に盛ります。格子状に盛る理由は恐らく具の水分を飛ばすためだろうと思います。焼くときにリンゴの水分が飛び、濃縮されます。

格子状の生地に卵液(全卵)を塗ります。遊びに来た甥っ子が生地の格子盛りと卵液塗りを手伝ってくれました。

卵液が塗れました。オーブンで焼いていきます。

焼き方はパイシートの袋のレシピに従いました。我が家のオーブンの最高出力である210℃で焦げ目がつくまで焼いて、その後は180℃でゆっくりと加熱しました。とてもいい具合にこんがり焼けました!

うまく型から抜けました!めちゃくちゃ美味しそうです!

紅玉の皮と芯でアップルティーを作ります。アップルティーなるものの存在は美味しんぼで知りました。作り方は簡単です。皮と芯を水で煮出すだけです。

煮えました。甘酸っぱいとても良い香りがします。ティーと言いますが、ここに紅茶葉を入れては駄目です。紅茶の香りが強すぎて、リンゴの香りが全て吹き飛びます。

アップルパイとアップルティーができました!甥っ子も交えて優雅な午後のティータイムです。
アップルパイの出来は完璧でした!もはやお店レベルでした!生リンゴを包んで焼くだけでこんなに美味しいアップルパイができたことに驚きました。パイを作ったのは初めてでしたが、簡単にできてとても美味しかったので、他の果物とか、肉のパイとか色々と作ってみたくなりました。

次の週末に二度目のアップルパイを作りました。今回はリンゴ2個分を盛ってみました。今回はちゃんとクッキングシートを下に敷きました。

前回、ちょっと酸味が強くて砂糖を少し振ったらより美味しくなりそうな気がしたので、試してみました。

今回もうまく焼き上がりました!ハロウィンの時期だったので、妻が可愛くデコレーションしてくれました。アップルティーを結婚祝いに頂いたハートのティーカップに注いだら、とても可愛らしいピンクのハートが現れました!
今回のアップルパイもとても美味しかったです。リンゴを倍入れたので、食べ応えがありました。砂糖を振ったので少し甘くなりましたが、砂糖はあってもなくてもどっちでもいいかなと感じました。
紅玉が沢山届いたのは想定外でしたが、とても楽しめました。来年は意図的に紅玉を1ケース買ってもいいなと思いました。