浅利が旬なのでとりあえず買いました。ボンゴレ(ペペロンチーノに浅利を入れたようなパスタ)を作ろうと思ったのですが妻がニンニクの使用に頑なに反対したので、方向性を少し変えました。浅利とキャベツは旬の時期が同じなのでよくある組み合わせです。

春キャベツは刻んで水荒いし、オリーブオイルと塩を入れた熱湯で15秒くらい湯通しします。中華の技法を使ってみました。

浅利は最近流行っている湯荒いをしてみました。50℃の湯に入れたらすぐに水管を出しました。5分ほどそのまま放置しましたが、砂は出なかったです。ですが、食べたら少し砂があったので、砂出しが不十分だったようです。浅利を入れて湯の温度が下がってしまったのが良くなかったのかもしれません。次回は60℃のお湯にしようと思います。

白ワインで酒蒸しにしました。貝は火を入れるほど縮んでしまうので、ふっくらとした食感を残したいなら火入れを弱めにする必要があります。しかしながら貝は危険な雑菌やウィルスを持ってそうなので、あえて少し縮むまで火入れしました。安全には変えられません。

貝を取り出し、酒蒸しの汁を煮詰めました。味見したらパンチが弱かったので塩少々と旨味調味料少々を加えました。その結果旨味が4-5倍に強化されました。本来ならニンニクのグルタミン酸が加わるのですが、今回はそれがなかったので旨味調味料で代用しました。

パスタをアルデンテに茹で、ソース、キャベツと合わせます。

器に盛って、最後に浅利を乗せたら完成です!貝の形をしたお皿に貝料理を盛ってみました。
浅利をたっぷりと使ったので旨味が濃厚で美味しいです。キャベツもシャキシャキで美味しかったです。夢中で完食しました。