かねてよりサバイバルに強い関心を抱いており、最近はYoutubeでサバイバル動画を見て胸をときめかせています。
自分もやってみたくなり、「サバイバル」のカテゴリーを作りました。今回は料理に欠かせない火づくりにチャレンジします。

庭で拾った枯葉と、ホームセンターで購入した木材(桧、ひのき)です。枯葉は室内の日当たりの良い場所で1日乾かしました。サバイバルではこんな整った状況はないですが、難易度を下げるために準備しました。

それでは早速いってみます。買った木材そのままできりもみを始めたところ、丸棒の位置が安定せず、全くダメでした。平板に彫刻刀で窪みをつけ、丸棒の角をカッターで丸めたら位置が安定するようになりました。

しかしながら、やってもやっても煙すら立ちませんし、あまり熱くもなりません。大昔に同様の手法で火おこしにチャレンジしたときは煙を立たせるまではできたのですが・・・。

木材の種類が駄目な気がしたので、変えてみました。庭の生垣の山茶花(さざんか)の枯れ枝を平板の代わりに使ってみました。すると煙が立ちました!火までもう少しでしたが、体力が尽き、手にマメができたので今回はここでギブアップしました。
やってみて大分コツがつかめました。
1)きりもみする点は棒が滑らないように窪みをつける。
2)きりもみ棒は先端を丸める。
3)きりもみ棒の先端は摩擦点から離さない。離すと熱が逃げてしまいます。
4)木材は枯れ木が良い。木材は枯れてボソボソしているものが適しているようです。ボソボソしているということは、空気を含んでいるということであり、空気が断熱して、熱が逃げるのを防いでくれます。逆に緻密な木材は熱が内部へ逃げてしまうので、摩擦点の温度が上がらず、煙すら立たないようです。また、ボソボソした木材は粉が出ます。粉は空気との接触面積が大きいため、酸化速度が大きくなると予想されます。
5)体力は限られているので、1回にかけて温度を急上昇させる。
今回の反省を基に、次回は両側を枯れ木にして再チャレンジしたいと思います。