親戚の新年会にカスタードプリンを作って持っていくことにしました。

先ずはカラメルソースを作ります。カスタードプリンにはカラメルソースが必要であり、また相性抜群です。ないと締まりのない味になってしまいます。

砂糖に水を加え加熱します。

水が気化して砂糖の濃度が高まると、温度が上がりカラメル化反応が始まります。

大分カラメル化反応が進行しました。カラメル化反応が行き過ぎるとコゲてまずくなってしまうので要注意です。

「今だ!」と思ったら水を加えて温度を下げて反応を止めます。味見してみて反応が不十分だったら、再度加熱して反応を進めます。未達はやり直しがききますが、やりすぎはやり直しがきかないので、集中して様子を観察することが重要です。

カップにカラメルソースを入れます。カラメルソースは卵液から水を吸ってシャバシャバの溶液になるので、底面を均一に覆っていなくても大丈夫です。

卵6個をよく溶きほぐします。生クリーム300cc、牛乳450cc、砂糖大さじ4、バニラエッセンス少々を加え、混ぜて、目の細かい網で濾します。

湯煎で加熱します。大鍋に湯をわかし火を止めます。数分待ってからカップを入れて蓋をして10分間保温調理します。
するとプリンが完全に固まる前に湯の温度が下がっているので、カップを取り出し、再度湯を沸騰させ火を消します。また数分待って少し温度が下がってからカップを入れて蓋をして30分程保温調理します。
カップを入れている時に加熱しない。また湯の温度が少し下がってからカップを入れるのが、スのないプリンを作るコツです。

プリンとかグラタンを作る際にはこういう蒸し物鋏みが必須です。これがあれば熱い容器を安全に取り出せます。
生クリーム入りのプリンは濃厚でとても美味しく仕上がりました。親戚にも大好評でした。4歳児の「美味しい~!」のジェスチャー(両手を頬の横でグーとパーを交互に繰り返す)がとても可愛かったです。