一工夫したコンソメスープを作ります。
昔、ある有名な中華屋さんで出された付け合わせのスープが神のように美味しくて感動しました。そこはメインメニューも素晴らしく美味しいのですが、スープも同じくらい素晴らしく、スープ飲みたさに行ったこともあるほどです。
何度も飲むうちに作り方が自ずとわかりました。そのスープは飴長ネギのエキスを溶かし込んだコンソメスープだと確信しました。飴玉ネギを使ったオニオンスープは良く知られていますが、飴長ネギのスープもいいものです。
今回は飴長ネギのコンソメスープに具を加えたものを作ります。

長ネギ3本を小口切りにします。ネギの白い部分も使うことが重要です。白い部分に含まれる糖分が炒めたときにカラメル化して味の要になるからです。

具に鶏胸肉を入れるのですが、皮は入れません。皮はじっくり焼いておやつにします。

こんがり美味しそうに焼けました。油をふきとり塩胡椒して食べると美味しいです。

鶏油は利用します。細切れにした鶏胸肉を鶏油で炒め、煮込み鍋に入れます。

長ネギに塩を振って飴色になるまで炒めます。飴色に炒めるテクニックは玉ネギの場合と同じです。

できました。

鍋に鶏肉と飴長ネギを加えます。

フライパンについた成分も水で溶かして鍋に入れます。

白菜、シメジを加えて煮ます。 繊細なスープなので、その味を邪魔しない具が適しています。 火が通ったらコンソメの素、醤油、日本酒で調味します。最後に黒胡椒をふって完成です。
飴長ネギの奥深いコクがとても良いです。ぜひお試しあれ。
美味しそうですね!ネギは苦手ですが、ここまで炒めてたら甘くて良さそうですね!仕事が丁寧で、凄いなぁ。
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飴長ネギは長く炒めているので青臭さはないと思いますよ。
飴玉を作れるようになると料理の幅が広がるのでぜひチャレンジしてみてください。
今回のスープは簡単に飴長ネギ、コンソメの素、醤油だけで作っても十分に美味しいです。
例の中華屋さんは具なしでした。
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