さつまいものチーズケーキを作った際に余ったさつまいものマッシュがあったので、これを使ってお菓子を作りました。はじめはゴマ団子にしようと思ったのですが、丸めてゴマつけて揚げるだけの気力がなかったため、一度に焼けるケーキに変更しました。ケーキ作りはあまり経験がなかったのですが、自分の勘を信じてやってみました。

さつまいものマッシュ1本分です。

砂糖20g、卵1個、牛乳少々、小麦粉15g、バター10g、ベーキングパウダー少々を加えました。ホットケーキを作る感覚で調合しました。

丸いケーキ型に生地を流し入れ、上にゴマを散らしました。予想よりも薄くなってしまいましたが、ベーキングパウダーを入れているのできっと焼けば膨らむはず!

170℃で1時間焼きというか加熱し、生地の成分に火を通しました。170℃では焼き色は全くつかないので、230℃に上げて10分ほど焼き表面に焼き色をつけました。生地の成分に火を通すこと(卵の凝固や、小麦粉の澱粉のゲル化)と表面に焼き色をつけることを別のステップとすると、ケーキを焼くのが簡単になります。
今回は残念ながら殆ど膨らみませんでした。薄力粉の投入量が少なかったためだと思います。ケーキを膨らますにはベーキングパウダーから発生する二酸化炭素だけではだめで、それを受け止めるグルテンの膜が必要と理解しました。
形は予想とは異なりましたが、味は上品な感じで美味しかったです。生地に対するバターの割合が多かったので、マドレーヌのような食感に仕上がりました。ゴマとの相性もとても良かったです。
とても美味しかったので、また作りたいです。その際は薄力粉の割合を増やして、もっと厚みのあるケーキにしたいです。