秋だけのご馳走、いくらを作ります。

すじこ、260g程です。年に一度の行事なので奮発しました。

たれが付属していたので、これを使います。タレを醤油、酒、味醂で自作したこともありましたが、単純な味になってしまい、お寿司屋さんで食べるいくらの味に及ばなかったです。原材料にある醤油以外の色々が重要なんだと思います。

手順は袋のレシピに従います。

ぬるま湯で解しました。ぬるま湯を使う理由は結合組織を収縮させ、卵をバラけさせることにあると思います。

塩水にさらして結合組織を取り除きました。塩水を使う理由は卵の中に水を入れないためです。真水だと浸透圧で卵の中に水が入ってしまいパンパンに膨らんで固くなってしまいます。こうなってしまったいくらをピンポンいくら(失敗作)と呼ぶそうです。

添付のタレに漬けたら完成です。
市販のタレは複雑な旨味があり、美味いです。旨味が濃くて甘味を感じます。椎茸と昆布のエキスが要なような気がします。

いくらご飯です。言わずもがな美味いです。塩水で洗ったのでピンポン化せず軟らかく仕上がりました。予想以上に良い働きをしたのが青じそ。青じそと魚介類の相性の良さは驚くべきものがあります。