蒸し焼き野菜とパリパリチキン

休日なのでスキレットを使った料理を作ります。スキレットで調理すると普通のフライパンで調理するよりも、より美味しくなる気がします。しかしながらスキレットは片付けにちょっと手間がかかるので、使えるのは休日だけです。

我が家では定番のLodgeのスキレットを使っています。Lodgeのスキレットは専用の蓋があるのが特徴です。蓋の内側には下向きの突起が多数ついており、素材から出た水蒸気が蓋で凝縮して素材に滴る構造になっています。(但し個人的にはこれの効果はまだよく実感していません。)

大きなスキレットで蒸し焼き野菜を作ります。サラダ油をひいたスキレットに大ぶりに切った人参、茄子、パプリカを入れます。

更に上にぶなしめじを乗せます。

蓋をして弱火で2時間ほど蒸し焼きにしました。野菜ときのこがくったりして水分が沢山出ました。見た目はちょっとあれですが、味は大変美味しかったです。

スキレットで作る蒸し焼き野菜が美味しい理由は以下にあると思います。

①鉄板が分厚いので局所過熱が起こりにくく、均等に加熱できる。

②局所過熱が起こりにくいので、弱火で長時間放置できる。

③野菜は長時間加熱されることで細胞が十分に壊れ、細胞の中に閉じ込められていたエキスを味わえるようになる。

④長時間加熱で野菜の糖分の一部がカラメル化し、コクのある味わいを生む。

メインはチキンです。鶏モモ肉でパリパリチキンを作ります。

鶏モモ肉に塩胡椒を振ります。

中くらいのスキレットで皮目から焼きます。

皮がコンガリ焼けたらひっくり返して肉側も焼きます。

再びひっくり返して皮を下にしたら、蓋をして蒸し焼きにします。鶏モモ肉は厚いので蒸し焼きにしないと十分に火が通らない恐れがあるためです。

十分に火が通ったら、蓋をとり、水分を飛ばして完成です。

パリパリチキンができました!

シンプルな調理法ながら、旨味があり、ジューシーで、皮はパリパリ。最高に美味しかったです。

スキレットは使った後の手入れが大事です。以下の手順で手入れします。

①ステンレスたわしで汚れを掻き落とす。洗剤を使っても問題なし。

②コンロで空焚きし、水分を飛ばす。

③内面にサラダ油を薄く塗り、ガンガンに熱して油を焼き付ける。

④冷めるまで放置し、片付ける。

この中で大事なのは③です。これを行うことで保護膜ができ、調理時のくっつきを防ぐことができます。鉄製の中華鍋も手入れ法は同じです。

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