メソポタミアのラムシチュー

歴メシというのが巷でちょっと話題になっているようです。歴メシとは大昔の料理を文献を基に再現した料理のことです。遠藤雅司さんが「歴メシ!」という本を出されたので、本を買って僕も挑戦してみることにしました。

ある地域の一時代において普及した料理には、きっと何か長所や合理性があったものと思います。歴メシを再現する中でそういった知恵を学びたいと思いました。

今回作るのは古代メソポタミア(5000年前)のラムシチューです。料理の著作権的なものが気になりますが、そもそもの開発者は古代メソポタミア人ですし、本の著者がネット上でレシピを公開しているので公開しても大丈夫でしょう。

きゅうり、クレソン、クミン、フェンネルを水で煮て野菜ダシを作ります。火にかけるとスパイスの良い香りが部屋中に広がりました。カレーを彷彿とさせる香りです。

きゅうりでダシをとるとは変わってますね。というか、きゅうりからダシなんて出るのでしょうか?

きゅうりは日本原産のような気がしていましたが、原産はインド北部のヒマラヤ山麓で、古代メソポタミアで盛んに栽培されていたそうです。そんな大昔にインドとメソポタミア間で交流があったとは驚きです。

蓋をして弱火で30分程煮て、バーミックスで粉砕しました。本当は汁だけを使うのでしょうが、ダシの素材は全て食べられるもであり、捨てるのが勿体なかったので砕いて全部食べることにしました。

エンマー小麦です。古代小麦の一種のようです。Amazonで買いました。

デュラムセモリナです。粗びきの小麦粉です。大昔の製粉技術が未熟だった頃を粗挽きで再現するのだと思います。

ダシにエンマー小麦、デュラムセモリナ粉、ニンニク、人参、ミント、ラム肉を入れて30分程煮ます。レシピに塩が書かれてなかったので、塩は入れませんでした。当たり前すぎて粘土板に書かれてなかっただけな気もするのですが。

完成です。ラムの香りとハーブとスパイスの香りがプンプンします。香りだけで言えば結構調和しているように感じました。

味は優しい感じでした。素朴な肉入りの粥です。やはり塩を少し入れた方がしっくりきました。

正直なところ美味しいものではないですが、まぁ食べられます。でもちょっとラムの香りがきつくて時折嫌になります。ラムに慣れていないごく普通の日本人にとってはこれがかなりきついです。凄くおなかが空いていればガツガツ食べると思いますが、普通の状態だと積極的に食べたい味ではないです。

というか、このレシピ、スパイスやハーブを大量に使うんです。多分それはラムの臭みをかき消すためだと思います。古代メソポタミア人もラムの臭みに困っていたのかもしれません。

とりあえず、古代メソポタミアの雰囲気は十分に感じ取ることができました。邪道かもしれませんが、次回は鶏肉で作りたいです。そうすればきっと美味しく食べられると思います。

追記

そのまま食べるのは結構きびしかったので、味を調整しました。塩、味付き塩胡椒、黒胡椒、味の素、ヨーグルト、大葉を入れたら美味しく食べられるレベルになりました。

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