先日、インド食材店で乾燥ひよこ豆を買ったので、早速これでカレーを作ることにしました。
ひよこ豆はとても歴史の古い食材で、なんと7500年も前のトルコの記録に出てきているそうです。一方、日本ではあまり普及していません。日本の多湿な気候が栽培に向かないそうです。

こちらは乾燥ひよこ豆333gです。1kg袋の1/3を使うことにしました。変わった形をしていますね。

水に漬けて戻します。

1晩で3倍位に膨らみました。

ネットで仕入れた情報を基に、ターメリックとローリエを入れた湯でひよこ豆を40分茹でました。ターメリックで豆が黄色く染まり本当にひよこそっくりになりました。ピヨピヨと鳴き声が聞こえてきそうです。ターメリックを入れるのはこれが目的だったんですね。ちょっとした遊びだったようです。

カレーのスパイスを準備します。こちらは細かく切ったシナモンです。シナモンはハサミで細かく刻んで混ぜ込んでしまう方がお勧めです。煮れば柔らかくなりますし、噛んだ瞬間に香りが弾けるからです。

使うスパイスは、シナモン、生姜、クミン、カルダモン、唐辛子、コリアンダー、ローリエ、クローブ、ターメリックです。ニンニクは後から別ルートで入ります。
スパイスにサラダ油を注ぎ、テンパリングします。

ミキサーにかけたフルーツトマトを700cc程投入しました。今回は沢山作ります。

トマトを煮詰め、別に作っておいた飴玉ニンニクを加えました。

合い挽き肉500gを加えて炒めます。更に人参1本、茄子3本、セロリ適量を加えました。
ひよこ豆のカレーは豆だけで作ることが多いようですが、やはり肉がないと寂しいので肉を入れました。また栄養バランスを良くする目的で野菜を沢山入れました。

野菜によく火を通します。

大鍋にひよこ豆、カレーベースを入れ、水を適量加え少し煮ます。塩を適量加え調味したら一旦完成です。ひよこ豆と野菜とひき肉のカレーが3Lほど出来上がりました。タッパに詰めて冷蔵しておき、忙しい時の食事に使う予定です。

ちょっと出来立てを味見してみることにしました。カレーを大鍋からフライパンにとり、片栗粉でとろみをつけたのが上の写真です。豆の優しい味わいが良かったです。肉100%のカレーよりも健康に良さそうな感じがしました。

こちらはヨーグルトを加えて、上と同様に片栗粉でとろみをつけたものです。ヨーグルトの酸味とコクが加わって大変美味しかったです。
ひよこ豆は今回初めて扱いました。茹でただけでも素朴な味わいで美味しかったです。また安価で栄養に富み、保存も効くのでとても良い食材だと思います。今後は我が家の定番食材になると思います。
追記
カシューナッツペーストを入れたらマフェっぽくなりました。クリーミーで美味しかったです。また、チーズを入れても美味しかったです。ベースを作っておけばアレンジして味変を楽しめます。