八百屋で「ドラゴンフルーツのつぼみ」なるものが売られていました。下の写真がそれです。

ドラゴンフルーツはサボテンの果実ですので、これはサボテンのつぼみということになります。
大きめのふきのとう、又は小さめのアーティチョークといった見た目です。禍々しい感じはないので、買って食べてみることにしました。店の説明書きには天麩羅がお勧めとあったので、天麩羅にすることにしました。

ふきのとうもそうですが、こういった形の食材は中心に火が入りにくいです。丸のまま中心まで火を通そうとすると、外側は火が入りすぎてしまいます。こういう食材は半割にしするとよいです。包丁を入れたときにオクラのような粘り気を感じました。
内側は鮮やかな色彩で南国感があります。実になるのは根本にある小さな窪みの部分なのかな?
香りは草です。爽やかな草の香りがします。

天麩羅にしました。天麩羅のコツは、「コツのいらない天麩羅粉」を使うことです。天麩羅はまだ攻めきれてない分野の一つです。
食感はトロリとしていました。やはりオクラのような粘りがありました。香りは爽やかな草です。美味しいですが、凄く草食ってる感があります。調味料は塩、ポン酢、醤油を試しましたが、ポン酢が一番良かったです。
慣れないので味に違和感はありますが、美味しい部類の食材だと思います。またいつか買ってもよいと思います。