刈衣式スーパー・プディング

鉄鍋のジャン、第6巻、スーパー・プディング、に出てくる刈衣式スーパー・プディングを作りました。

刈衣式スーパー・プディングとは、登場人物の刈衣(かりい)さんが作った凄いプディング(プリン)のことです。プリンとスポンジケーキを一度に継ぎ目なく作った料理です。詳細は漫画をご確認ください。巻末に分量つきのレシピも載ってます。

軟らかくしたバターと砂糖を混ぜます。

混ぜました。

卵黄を混ぜます。

更に、小麦粉、レモン汁、レモン皮のすりおろし、牛乳、バニラエッセンスを混ぜます。

こういうお菓子を作る際、少しづつ材料を加えていきますが、何か意味があるのでしょうか?全部の材料をボウルに入れてがっと一度に混ぜても同じなのではないかと思っています。

卵白を固く泡立て、塩と砂糖を入れます。電動泡だて器があると楽です。

卵黄側と卵白側を混ぜます。混ぜるにつれてメレンゲの泡が消えていき悲しい気持ちになります。

そこそこ均一になるまで混ぜました。まだ少しムラがありますが、これ以上混ぜるとペシャンコになってしまうので、ここで止めました。

写真のようにオーブンにセットしました。バットには熱湯を注ぎました。

バットの下の足は空気が流れるようにするために必要なものです。オーブン調理は熱風で焼く方法です。ですので、熱したい物は気流に接触できるようにすることが大事です。

高温30分で表面に焼き色をつけ、低温20分で中心までじっくり熱を通します。オーブンの温度設定というのは他人の値をそのまま適用することはできません。オーブンの種類や投入量などによって温度上昇速度や到達温度が異なるからです。自分で様子を見て設定温度を調節する必要があります。

ちなみに、僕が使っている家庭用オーブンレンジは出力が小さいようで、設定温度を高めにしないとうまく焼けないことが多いです。

こんがり焼けました。

横から見るとこんな感じです。2層に分かれていて、うまくできていそうです。

中はこんな感じになってました。ちゃんと2層になってました。スポンジもプリンも美味しそうです。

お皿に盛るとこんな感じです。お味は・・・うまい!スポンジもプリンも美味しかったです。スポンジはしっとりめ、プリンはかためでした。反対側の特徴に引っ張られていました。

レモンの酸味を結構強く感じました。美味しかったですが、レモンがなくても十分に美味しいだろうと思います。また他のフルーツを使っても良さそうです。

砂糖は控えめにしましたが、それでも十分に甘かったです。レシピの半分でも十分だと思います。

再度断面。初回なのにうまくできて良かった。

刈衣式スーパー・プディング” への2件のフィードバック

  1. こちらのレシピは1974年4月20日発行の 家庭で作るお菓子 という本のレシピですね。なつかしい!
    昔、私が作った時はレシピ通りに砂糖を入れたら甘すぎて食べらたものでは無かったですw
    確かにレシピの半分の量くらいが美味しいかもしれませんね!
    久しぶりに作ってみようかなと思って スーパープディングで検索してコチラにたどり着きました(^^)

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  2. コメントありがとうございます。
    最近、子育てで忙しく見れてませんでした。
    そんな昔に公開されていたレシピだったとは驚きです。
    世のお菓子レシピが異常に甘いのは、開発者が甘味を食べ過ぎて味覚が麻痺してるからだと思います。
    大体半分から3分の1くらいにするとほどよく仕上がることが多いです。

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