「食材を食べ易くすること」が料理の本質とする。更に「食べ易い」を「消化しやすい」と捉える。
その条件における究極の料理とは、「食材を煮て雑菌を殺し且つ軟化させ、発酵により分子レベルで分解し、ミキサーで粉砕したもの」になるでしょう。
しかし、それだけで全て解決かというとそうでもない。
まず、食感がない。見た目が面白さに欠ける。味が均一で変化がない。発酵に時間がかかるため、色んな種類を用意しにくい。
食事にはやはり楽しみが欲しいし、色んな食材を食べた方が栄養バランスが良くなる。世の中に数え切れないほどレシピがあるのはそういうことだと思います。